2005年11月20日
3DRPGプログラミング - 本
今日は主に部屋の掃除やら、散髪やらで時間を過しました。
とりあえずいろいろさっぱりして来週を迎え、心機一転頑張ろうというったところでしょうか。
しかし、家に居るだけでもなんなので、ちょっと近くの専門店街へふらっと行ってきました。
こないだの続きで栞探しってのもあったんだけど、自転車のパーツやらが欲しかったのでちょうど見つけて購入。
本屋に行ったけどあいにく栞は無かったので、立ち読みして帰りました。
坂本千尋さんの「3DRPGプログラミング」という本です。
とりあえず1時間にも満たない時間で読了してしまいましたが、内容的にはそこそこ面白かったです。
2Dマップ上に2Dキャラやら、3Dマップ上に3Dキャラって話も載ってますが、メインは3Dマップに2Dキャラを描画するタイプのものみたいです。
自分が現在作ってるものは2D上に2Dなので、直結したものではないにせよ、参考になる部分はありました。
ヘックスやら矩形やらで区切られたマップを使うSRPGの話が序盤に出てきますが、画面をみてる感じではROとかのMMORPGみたいな描画でした。
アクションRPGでも応用が利くような内容だったので、まぁ3Dマップに2Dキャラが動くRPG全般向けな本のようです。
ただ、ロジック的なことを学びたいなら、同著者の「ロールプレイングゲームプログラミング」って本の方がいいと思います。
ってか、この本を参照してほしいみたいな記載まであります。(同じ画像そのまま使って解説してるページまである。
この本はあくまでも、ある程度の言語に対する理解がある人間が、それをDirectXを使って3D描画するとどうするのかを知るための本程度な気がします。
ってか、この同著者の「ロールプレイングゲームプログラミング」も、同著者の「Professionalゲームプログラミング」を読んでないいと、描画の所(特にDIBあたり)で躓きそう。
でも、「Professionalゲームプログラミング」はすでに絶版なので、古本しか手に入らず・・・。
まぁ、一から始める人には向かない本ですわ。
立ち読みも終ったので、「昔造りの絹こし豆腐 400g 156円」とフリスクを買って帰りました(´-`)
2005年11月16日
ファウスト新刊と戯言一番 - 本
遊ぶのに忙しかった先週末。
手一杯になりながらも、400P弱の小説を3冊読みきりました。
ネコソギラジカル(上) 十三階段
ネコソギラジカル(中) 赤き征裁VS.橙なる種
ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い [完]
下巻が届いてからの上中の読み直しだけど、読み始めると辞められない止まらないね。
主人公の年齢が俺と同じで、舞台が京都で、11月12日の話を11月12日に読んでた。
っつーだけで、何か無駄に親近感がわくけども、内容には微塵も親近感を抱けない小説です。
以下、シリーズ読んでる人しかわからんかも(´-`)
とうとう、とうとう終ってしまったといった感じです。
ハッピーエンドを認めない作家が、ハッピーエンドを書いたらこうなりましたってな終わりだったけど、これ以外に終わりをイメージできないね。
最後は伏線の回収に全力を注ぐのかと思ってたけど、残された伏線やら新しい伏線を作った上でのラストだったので、外伝に期待が膨らむ所。
お話に関しては、なんかもう感想を書いたり批評を書いたりできる本じゃない。
とりあえず想像してなかった終わりかたで、望んだ結末を迎えてるので読者としては大満足です。
赤い人曰く「奇跡なんて一山いくらの二級品」らしいけど、子供のうちはその二級品に頼っても別にいいんだっつーことですかね。
あと、俺も抱き枕が欲しいです(´-`)
今作は誰も死ななかったのが今までの流れからほんと予想外なもんで、やられたって感じです。
萌えキャラ殺しで今までやってきたので、キタコレってキャラは尽く死んでるんだけど、最後に玖渚が生きてたのが、ほんとに予想を裏切った形にハッピーで・・・。
元々は、2004年の9・10・11月の連続刊行予定だったことを思い出せば、もう1年も待っていた結末だったんだよね。
シリーズを読み始めて既に2年が経過。
1巻の刊行からは4年経過してるので、遅いスタートではあったけど、それでも常に次の巻を待ち続けるには2年は長い。
これでとりあえずは全ての戯言が片付いたわけだけど、まだ零崎周りの話は残ってる。
特に策士と零崎、加えて匂宮雑技団の連中を巻き込んだ抗争の話しが触りしか書かれて無いので、続きが読みたい。
と思ってたら、次のファウスとVol6SideA、SideBにて「零崎軋識の人間ノック2 竹取山決戦」が掲載しれるっつーので、楽しみ楽しみ。
もういっかい人間ノックの1の方を読み直しておこうかな。
あと、このシリーズ読むには他のいろんなマンガの知識があった方がいいけど、何よりもジョジョのスタンドの名前を覚えておくべきだよなぁ。
一部しかわからんわ・・・。
正直、まだ出てきていない《殺し名》やら《呪い名》、それに四神一鏡の面々とか。
玖渚機関のにしても、未だ行方不明なあの人とか、機関に属する壱外、弐栞、参榊、肆屍、伍砦、陸枷、捌限の話。
零崎がジグザグに会った頃の話し、三天王の最後の一人。
そしてなにより、《魔女》に一回も登場シーンが無かったこととか、物足りない所はいっぱいあるので、ほんと外伝に期待してますよ。
とりあえず、もっと布教しよう(´-`)
後、Amazon買いの俺は知らなかったけど、書店店頭にパンフと栞があるらしい。
しかも、栞は一店舗1種のが9種。
明日納期のバイトがあるから動き回るのは明後日からだけど、とりあえず間に合うなら栞を集め歩こう。
残ってればいいけどorz
●ファウスト新刊情報
そういえばファウストの新刊の情報が入ってきました。
前々から出てた情報の通り、6巻はSideAとSideBに分かれるということです。
両方600ページを超えるということだったけど、SideAは900ページを超えるとのこと。
しかも発売日は11月28日、もう10日ちょっとしかありません。
表紙はウエダハジメさん、しかもコミックまで掲載。
小説は、「奈須きのこ・竜騎士07・錦メガネ」の3人を筆頭に、西尾維新がりすかと人間ノックの続編の2作品。
もう、基本的に西尾維新とウエダハジメさん目当てだけでも買いです。
その上で、SideAには上遠野浩平、乙一、佐藤友哉の3人も参戦。
あぁ・・・11月の末は読書できまりです・・・。
ちなみにSideBは奈須・竜騎士・錦の3者の続きと、西尾維新がまた2作品。
加える所の舞城王太郎、浦賀和宏、北山猛邦、というメンバー。ウエダさんの表紙にコミックもあり。
しかもこっちも年内に出そうってんだから、もうファウスト編集部狂ってんじゃないかと思えてきます。
まぁ、編集長の太田さんは狂ってるんだろうけど(´-`)
ってか、1600円って・・・高けぇよ!
2005年07月22日
ちょっとネコぼけ - 本
猫が幸せになればヒトが幸せになり、地球が幸せになる。
犬も好きだけど猫も好き。
かわいいさは世界共通だなぁと思わされる一冊です。
世界中を旅して、大自然に生きる動物を撮る動物写真家の岩合光昭さん。
その岩合さんが、ライフワークとして世界中を旅しながら撮った猫の写真。それがこの本に収められています。
京都の猫、尾道の振り返るオス猫、沖縄の遊ぶ猫、神奈川のお母さん猫。
ベネチアのふられる猫、エジプトの引越しする猫、イスタンブールの広場に集まる猫達。
猫を探してふらふらと町を歩きたくなります。
特に、尾道の猫の写真。
これを見ると、もう一度oの道へ行きたくなる。
いつかまた、広島の尾道へ行って、カメラとリュックを持って、町を歩きたいなぁ。
2005年05月21日
上遠野浩平をめぐる冒険 - 本
ファウストVol,5が、やっと届きました。
発売から3日ほど。首をながーーーくして待った甲斐があって、中身は重厚です。
まずは上遠野浩平。
自分はブギーポップは3冊程度しか読んでないのだけど、今回掲載されていた、「アウトランドスの戀」
「ポルシェ式ヤークト・ティーガー」の2作品は、ぶっ続けですぐに読んでしまうくらいの魅力がありました。
話の組み方も、キャラクターの描写も、謎の解き方もおもしろかったのだけど、実はこの世界観もブギーポップの延長だということを知ると、ブギーポップシリーズを全て読み終わる前に読んでしまったのを少し後悔しました。
しかし、そんなことは関係なしに面白かったです。
その要因には、今号の表紙も担当しているウエダハジメ氏の絵も、大きく貢献しているようです。
そんな、上遠野作品に関する対談も2つほど掲載されていて、それも読みました。
自分は趣味のゲームのシナリオを細々と書いているけど、作家さん同士の会話というのは、かなりタメになります。
しかもしれが、上遠野に西尾に北山の3人だってんだから、それはもうかなりタメになります。
その後ろに掲載されていた、上遠野の徹底批評というのは、読んでいないブギーシリーズのネタバレ帽子のために飛ばして、次の特集へ。
でも、次の特集は竜騎士07のインタビューと奈須きのこと竜騎士07の対談だったので、それも読み飛ばしました。
「月姫」も「Fate」も「空の境界」も「ひぐらしのなく頃に」も触れていない自分としては、興味の出せない分野です。
次、佐藤友哉の連載があった。新作が3作なのですぐにでも読みたいところだったけど、鏡家サーガシリーズらしいので、鏡家サーガシリーズの最新刊「鏡姉妹の飛ぶ教室」を読んでから読もうと思います。
鏡家サーガの根幹となっているのはサリンジャーなんだろうけど、この人の作品の時系列の使い方とかも、上遠野に根があるんだろうなぁ。
そして、西尾維新。
新本格魔法少女りすかシリーズの新作です。西尾氏らしい、ある意味で期待を裏切り続けてくれる作品です。
かなり、いいフリを残して終ってしまったので、次巻を楽しみに待ちます。はやくVol6でないかな。
まぁ、そんなこんなで850Pの雑誌も、そうそう持ちそうになく、一部のネタバレ対策で回避したものを除くと、あと少しで読み終わります。
これ一冊を長期間まって、こんなすぐに読み終わるのはもったいないけど、ネタバレ対策が要らなくなったらまた楽しめるし。今のところはそれでいいのかもしれません。