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2005年09月04日

ヴィヴィッシモ

最近ほんとに生き生きと動いてる気がします。最近つっても1週間くらいの最近だけど。
惜しむらくは寝る時間削っても時間が足りないことかなぁ。

タイムリミットが迫ってるから余計にそんな事を考える。

汚名を「返上出来ませんでした」とは言いません。(昨日のブログの続き)
今日はギリギリに行くつもりで出たのに10分も早くつくという珍しい状態でした。
昨日も朝から仕事間に合ったし、何かが変わってきているのかもしれない。偶然かもしれない。

でも「返上出来ました」とは言えませんません。
現状、月賦でこつこつ返上しても1年を超えそうなほど遅刻してるし。
そもそも授業なんて遅刻したところでどうでもいい。
今後は心を入れ替えて、授業以外では遅刻し無いように尽力します。
生暖かい目で見守ってやってください。


そんなこんなで遅刻しなかった今日ですが、相手が遅刻だったので本屋でまったり待ちました。
立ち読みで「カメモに飛ぶことを教えた猫」という小説を読んでました。
待ち合わせ相手が来たころには半分以上読んでたんだけど、値段が1500円・・・。
せめて半額だったらなぁと棚に戻しました。
んで、以下を購入。
・コミック「ソウルイーター」 4巻 大久保篤
・小説「りかさん」 梨木香歩

「西の魔女が死んだ」を読んでから梨木さんのファンになりつつあります。
店頭でと帰ってから少し読んだけど、めちゃおもろいわこの「りかさん」。


その後用を済ませた友達とは早々と別れて、四条烏丸の大丸京都店へ。
行きがけに「古本市場」と「ブックオフ 堀川五条店」に寄って「カメモに飛ぶことを教えた猫」を捜索。
ブックオフの方で見つけたので800円で購入。ブックオフで100円以外の本を買ったのは今年は2回目。


そして大丸京都店へ。
自転車置き場の有無を心配していたけど、ちゃんと大丸のお客様用のがあった。
1日500円。1000円以上買ったレシートがあればタダ。
止めて、喉が渇いてたので抹茶オレを買って飲んだりしながら6階のミュージアムへ。
来た事ないと思ってたけど、ここのミュージアムには見覚えがある・・・。なんできたんだろう。
ってことで、ルオー展を見てきました。詳細はこっちのエントリで。

展示を見終えてから時計屋と雑貨屋をうろうろうろうろ。
なんかボールペンが3000円するようなデザイン雑貨の店で、デザインは素敵なのがそろってるけど買える訳がない。
でも、最近集めだしてるデザインのいいスプーンを探して発見。500円とスプーン一本としてはお高いけど購入。
ほんとは気に入ったハニースプーンがあったのでそっちが欲しかったけど、5000円もしたので諦めました。
いつかはオレだって・・・。


そしてそこで帰宅と思いきや、近鉄プラッツへ寄りました。
今日は本屋にバイトの友達が居ないみたいだったので残念だったけど、技術書コーナーと数学書コーナーで2時間ほど立ち読み。
悪い客でごめんよ>R氏(N氏(K氏))
設計系の本と実行速度を上げるための複雑なコードの解説本、後は代数学の本を読んだけどあまり頭に入ってない。

んでパン買って帰宅。
今日も一日楽しかった。


そのまたその後、家族で行きつけの居酒屋行ったんだけど、酎ハイが異様に濃い。
もう焼酎2杯をジョッキでそのまま飲んだ感じ。

結果、けっこう眠くてぼろぼろ。でも朝まで遊ぶー。
明日も待ち合わせがあるけど、どうなることやら。

まぁ、待ち合わせの時間は1時~3時の間っつーアバウトな時間だからいいか。

投稿者 tyoro : 06:21 | コメント (0)

カメモに飛ぶことを教えた猫(著:ルイス セプルベダ

命からがら重油の広がる海から脱出を果たしたカモメのケンガー。
彼女を助けようとする猫とした三つの約束。
その約束を守るためには、港の猫たちの力が必要で、みんなは快く助けてくれる。
個性豊かな猫達が、1羽のカモメとの誓いの為に、そして愛する小さなカモメの為に尽力します。

寓話の形で、色々なことを諭してくれる本でした。


面白くて、それでいてちょっぴり涙が出そうな感動を与えてくれる名著です。
1時間もあれば読めるので、機会があれば是非読んでください。

投稿者 tyoro : 06:12 | コメント (0)

ルオー展

元々抽象画は苦手な絵の部類に入るんだけど、せっかくチケットもらったのでって事で行って来ました。
誰か暇なヤツ誘って行きたい所だったけど、行くことに決めたのが前日の夜なので時間がなかった。
といっても、人と美術展行くと顰蹙買うからできるだけ行かないけど。

世界的なルオーコレクションを誇る出光コレクションの主催。
でも、実はジョルジュ・ルオーなる人を知らずに今日は見に行きました。
だって抽象画興味なかったし・・・。

んで、やはりけっこう辛かった。


初期作品は比較的普通な、タッチの豪快な油絵といった感じで、輪郭の引き方が独特でいい雰囲気があった。
で、少し時代が過ぎると、元々ステンドグラス職人だったのが理解できる、透明感と光沢のある油絵に変わった。
この辺はけっこう普通に楽しみながら見てた。

んで、中期以降に来ると展示が入り乱れてます。時期よりも、絵の対象で分けてるみたいで、ちょっと残念。
この辺に来ると抽象がだなぁと行った感じで、俺の理解の範疇外。
よくわからず、とりあえず引いた所から見てたけど、近づいてみるとかなり厚く絵の具が塗り上げられてる。
戻って中期時期の作品を見ていくと、全体的にその盛りがすごいことになってる。
その辺愉しみながら見ていくと、宗教画へと絵が変わっていく。

んで、まぁいつもと違って早めにぱっぱと見ながら進んでいく。
受難ってシリーズはけっこう面白かった。元々詩集の挿絵らしいから詩と一緒に見てみたいけど、シリーズ全部で64点ある。
特にキリストの顔だけが描かれてる1と2が印象的。
後、「見よ、この悲しみに満ちた目」(題適当記憶)って感じの名前の絵もキリストが正面に描かれてるだけ。
すごいちっさい絵だったけど、なんか引き込まれそうな不思議な目。

んで、ぱっぱっぱと見て言ったら出口が見えてきた。
で、出口前でつかまった。


14 タイトル「キリスト」
顔面真っ青なキリストの油絵。
その凄まじい力のこもったタッチは、なんだかゴッホの自画像の用なパワーがあって惹きつけられる。
たぶん、その絵1枚の前に10分は居た予感。(邪魔だった人ごめん

今までの正面を向いたキリストは、とてつもなく悲しい顔ばかりだった。
そしてこのキリストはその極みだった。色彩や背景から受ける印象も悲しみ。
そのとてつもなく強い力を持った目も悲しかった。

こんな絵見たことあるなぁと思って色々考えてたら結論が出た。
青の時代の頃のピカソの絵だ。
そんな印象を受けた。これを書いた頃のルオーはどんな心境だったんだろう・・・。

そう思うといてもたってもいられず、また入り口まで戻って気に入った絵を一つ一つ見て回りました。
とくに目を。


ココのブログの人は東京の展示に行ったそうで、俺が書きたいかなぁと思ったことわかりやすく書かれてるので、とりあえず張っとく。
「ルオー展」


後もう一枚チケットあるけど、誰か行きたい人居たらいってちょーよ。
お安くしときます家の家族は誰も見ないので、もったいないから差し上げます。
14日までだからお早めに・・・ってか俺が9日までしか京都にいないからお早めに。

投稿者 tyoro : 06:07 | コメント (0)